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偉人:時代に選ばれし王子


「有難う、転生者達。偉大なる偉人達よ。貴方達のお陰で、私は再び目覚める事が出来たのだから」

◆ヨエルハルト=フォルクロア
◆27歳/男性/187p
◆私/貴方、お前、貴様、貴殿/あの者、その者 等
◆属性 // 光
◆クラス // ロード

フォルクロアにて、宰相の思惑により破壊されかけた楔にくべられていた、フォルクロアの本物の王子にして現代の偉人。
偉業に関しては、本人が自覚として知るのは物語が進行してからになるが、彼が生まれつき持っていた異能、未来視による「自国への脅威の予知と守護」となる。
彼の存在が『偉人』として明らかになるのはカナメルートだけであり、別のルートでは宰相撃破後、ひっそりと影武者と入れ替わり、普通の人間として対災厄軍の指揮に加わる。

偉人へと覚醒したのは昏睡する直前。
未来視にてその為に昏睡へと陥る事も事前に察知していたものの、凡そ四年前に抵抗止むなく昏睡した。
本来、宰相とは対立していたわけではなく、災厄の復活の余波で昏睡へと陥り、本編開始より一年前に破壊派と保守派の派閥の間で巻き込まれ、宰相の手で楔へとくべられてしまう。

災厄が去った後は、未来視による昏睡の発覚で先送りにしていた王位継承を受け入れ、名実ともに王となる。

⇒彼の人柄について

参考セリフ:
「仲間……として思って頂くには少々遅いのかもしれないが、王子としてではなく、同じ志を持って戦う者として接してほしい。叶うのなら、私も、貴方がたの”仲間”になれたら嬉しいと思う」
「資金か? ならば私が出そう!なに、実は騎士団としては別に給金を貰っているのだ。旅には色々入用だろう、遠慮なく使ってくれ」

「人として生まれたのに、竜へと変貌する呪い、か。そんな運命にまっすぐ向き合った強さが、グレゴリーが偉人であるという証なのだろうな。偉大な存在というのは、その行いだけで成り立つものではないのだから」
「人を導くというのは、そう簡単にできるものではない。誰かの運命を背負うという重圧に耐えるなど、並大抵の覚悟で出来る事ではないし、人は何かを感じなければ、その者についていったりはしない。年端もいかない少女であったアメリアがそうなりえたのは、間違いなく、彼女がそれに相応しいと感じさせるものを持っていたからに他ならないと私は思う」
「信仰の聖女の話は、この辺りの宗教でも特に信仰者が多かったと記憶している。信じるものを貫く強さは、そのままその人物の強さとなる。それに年齢は関係ない。例え、それまでの道がどんなものであったとしても、そんなギジェンという少女に救われた人々は多かったのだろうな」
「奇跡を生み出すその力は、それを無償で人々の為に使う事に迷わなかった彼女だから、持ちえたのだろうな。当時の者に、クレイオがどう映っていたのかなど、想像に難くない。そんな彼女が同じ人間であると理解していたのはどれ程か。きっと彼女の近くには、彼女を支え、人でいさせてくれた者がいたのだろうな」
「護る、というのは、武力だけでは成しえない。正義というのは、正しき事だけでは成立しえない。そう言う点で、ルドルフという男が騎士団へと齎したものは大きかったはずだ。その彼が、どうしてそうなったのか、私には見当もつかない。けれど、彼が遺した物を知っている現代の人間だからこそ、彼を悪だと決めつける事はしたくないものだ」